「離婚報告」と「交際宣言」を同時にした奥菜恵さんは悪女か

奥菜恵さんがご自身のブログで「離婚報告」と「交際宣言」をしたことが話題になっています。

奥菜さん

「もしかして不倫してたってこと?!」
「このタイミングで再婚への含みがある発言をする?!」
「子どものことを考えてと言うわりには、何この行動は?!」

なんて思っている方もいるかも知れません。

 

奥菜恵さんは悪女なのか、考察してみました。

 

男性の半数が、女性の4人に1人が浮気経験者?!

 

離婚前からの交際というので、一気に悪女イメージが加速した奥菜さん。浮気をする女性=悪女なのでしょうか。浮気をしている人って、結構いそうですよね?

 

浮気に関する大規模データによると、生涯を通じて浮気をする男性は40%とも言われています(!)。女性はさすがに男性より少ないものの、25%程度は浮気をするようです。(Whisman&Snider,2007)

 

4人に1人という割合を考えると、浮気をもって悪女だとは言えないかと。仮に、離婚前に交際していたというのが事実だったとしても「恋多き女に認定」といったところでしょう。

 

子供がいるのに離婚、再婚は悪女?!

 

一般的に悪女と呼ばれる女性には、身勝手という要素はマスト。ですが、子供がいるのに、離婚、再婚をする。これをもって悪女かというと、そうでもないと思います。

 

奥菜さんを擁護するわけでも、自分の離婚歴を正当化するわけでもありませんが、子供はかすがいにはなりません。むしろ、子供のいる夫婦のほうが結婚の満足度は下がり、離婚リスクがあがるという研究は多くあります。

 

子供がいる夫婦は、子供がいない夫婦より、結婚生活に不満が増える(Voydanoff,2005;Wiklcox&Nock,2006;山口,2006;李,2008;他多数)

子供が生まれると夫婦の口論や言い争いが増える(Kluwer&Jhonson,2007;Perren et al,2005他)

子供が生まれると夫婦のコミュニケーションが減る(Perren et al,2005;White et al1986他)

 

離婚や再婚が子供にとって悪いと決めつけるのも、現実とは違うと感じています。

 

ちなみにうちの場合、離婚、再婚は自然な流れで決まり、息子は新旧ダンナ様と良好な関係を続けてくれています。「かわいそう」と余計なコメントをくださる方もいますが、息子にとっては人と違う家族の形がむしろスタンダード。

 

余計なことを言ってくる大人に「母は結婚が何度もできるミュータントで・・・」と釈明していました(汗)息子よ、ごめん。でもユーモアで返せるとは、すごいぞ!

 

余計なお世話ですがバツ3になるリスクはなんと・・・

 

バツ3の私に心配されたくないと思いますが、もしも奥菜さんが木村了さんと再婚した場合、どれくらい離婚リスクがあるのでしょうか。

まずは、離婚から再婚までの期間という切り口から。アメリカのデータによると、離婚して2年以内に結婚した女性が、再び離婚してしまう確率は、なんと60%!奥菜さんは、すでにブログで「パートナー」「大切な家族」と言っちゃっているので、とても気になります。頑張って!

 

次に、結婚の回数という切り口から。3回目の結婚で離婚してしまう確率は、初婚に比べなんと3.39倍。・・・かなりヤバイです。

次に、同棲の有無という切り口から。もしすでに同棲しているとなると、離婚リスクは結婚まで一緒に住まなかったグループに比べ1.6倍。

 

いずれにしても厳しい戦いになるかと思われます。

 

でも大丈夫!仮にまた離婚したとしても、結婚不適合者とか、性格に問題アリと思われること以外は、これといった不都合はありません。奥菜さんの場合、どう転んでも自分のスタイルを貫きつつ、自分らしい幸せを掴むパワーをお持ちかと。頑張ってください!

 

赤い服を着るだけでモテるという研究

研究者が赤を身に着けるとモテるという論文を発表していた

まずは、この「赤いドレスを着た女性」がどんな顔か想像してみてください。
Close-up on female legs in red high heels lying on a gray couch indoors

おそらくブスを想像した人は少ないはずで、美人な女性、それもどちらかというセクシーな系の顔を想像した人がほとんどかと思います。同性同士でさえ、赤いドレスを着た女と言われると思わず美女を想像してしまいがちですが、男性の場合、その傾向が顕著な気がします。

 

薄々感じていましたが、男性って、赤いドレスの女に弱いですよね?

 

先日、テルアビブ大学社会科学部心理学科のタルマ・ローベル教授が、東洋経済オンラインのコラムで2008年にローチェスター大学が発表した論文を紹介していました。

内容をカンタンに要約してみましょう。

・男性は赤い服を着ている女性を(他の色を着ている時に比べて)セクシーに感じる
・男性は赤い服を着ている女性と(他の色を着ている時に比べて)セックスしたいと感じる
・あろうことか、着るものだけでなく背景の色が変わるだけでも性的魅力の度合いは変わる

(A. J. Elliot, and D. Niesta (2008). Romantic red: Red enhances menʼs attraction to women. Journal of Personality and Social Psychology, 95 (5), 1150-64.)

なんとなくその傾向は感じていましたが、実験で証明されると複雑な気持ちになります。男って、なんて単純なんだ!ぷんぷん。

 

確かに赤いドレスは、いい女のステレオタイプ。「赤いドレスの女」「Woman in Red 」など赤いドレスを着た魅力的な女性が登場する映画も多数。小説では、村上龍さん、宮部みゆきさんが、それぞれ「赤いドレスの女」という短編を書いています。

 

 研究の結果、男だけでなく女も赤に弱かった件

専門家たちは、赤い服装の女性を評価してもらう実験同様に、男性に様々な色の洋服を着せ、女性がそれをどのように認知するかの実験も行いました。すると・・・。

なんと女性も赤を着た男性をより魅力的に感じたそうです。しかも、赤を着た男性のほうが「地位が高く、将来成功する可能性が高い人」と認知されやすいと。赤い服を着た女性をより魅力的に感じてしまう男性を「単純だー」と思っていましたが・・・女も同様でした。

 

どうせならモテ人生を送りたいと思う男性の皆さん。そう、世の中のすべての男性です。そして、できることならモテたい女性。もう赤を着るしかないですね。

 

タルマ・ローベル教授によれば、何も赤いシャツを着なくても、赤いネクタイ、女性なら赤い口紅や赤いスカーフなどでも効果は期待できるそうなので、サムシングレッドを心がけてみては?

 

さて、ここで一つ疑問がわいてきました。赤がセクシーに見えるなら、還暦の赤いちゃんちゃんこを着た爺さんもセクシー?ブスでも赤さえ着れば魅力的に見えるの??もともと美人のな場合には赤の効果はどうなるの???

 

赤はどんな人でも魅力的に見せてくれるのか問題

まずは還暦のちゃんちゃんこについて。

あたりまえですが、あれに性的魅力を感じる人は、日本ではまずいないですよね。これは言語と非言語を、ヒューリスティクス(脳のショートカット)を経て解釈していく特性を考えれば納得。「還暦=お爺ちゃん」「赤いちゃんちゃんこ=お爺ちゃん」というイメージが強いですもんね。考えるまでもなく、セクシーとは対極。

残念な容姿の女性でも赤い服を着れば魅力的に見えるのかという疑問と、美人の場合はどうなの?という疑問に関しては、タルマ・ローベル教授のチームが実験をしてくれていました。研究をカンタンに要約すると以下のとおり。

 

残念な容姿・・・効果あり!でも中くらいの容姿に比べて効果は少ない
中くらいの容姿・・・効果あり!効果大!
超美人・・・効果あり!でも中くらいの容姿に比べて効果は少

 

中くらいに効果大ということは・・・、しめしめ。私がやたらと赤い服を着ていたら「あの効果を狙ってるな」と、生暖かく見守ってください。

 

こんな書籍もあるよ。

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赤を身につけるとなぜもてるのか?

 

やっぱり悪女も赤率高いのかなぁ・・・。

 

【追記】

科学者270人による研究チームが2008年アメリカで発表された心理学と社会科学の研究論文100件について再現テストを行ったところ、研究結果と同じ結果になったのは全体の4割ほどだったそうです。もしかすると、この赤の研究も・・・。

Estimating the reproducibility of psychological science (英語)

 

 

悪女と二面性!二面性がある人に騙されないコツとは?

本日オンエア!「世界を動かした女たち~悪女かそれとも・・・~」

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本日、朝日放送ビーバップハイヒールで、藤田尚弓も出演した「世界を動かした女たち~悪女かそれとも・・・~」がオンエアされます。今回は、前回の時と違い、悪女の悪い面だけでなく、良い面にもフォーカス。激動の時代に逞しく生きた女性たちを、違う角度から見ていきます。残念ながら、東京では見られないのですが、関西・近畿にお住まいの方は、ぜひ!

撮影の裏話というわけでもありませんが、今回のテーマ、筆者にとっては大変嬉しい企画でした。なぜなら、コラム連載にあたって2010年に悪女のよい面を調査整理したものの、企画が変わってお蔵入りになってしまったことがあるからです。

 

 

ボツになった企画「悪女のA面・B面」

 
2010年~2011年にかけて、コミック誌「KISS」に、「悪女の切り札」というコラムを書いていました。歴史に名を残す女性たちを紹介しつつ、その女性がどんなことを切り札として使っていたかを考察するコラムです。担当編集さんからお話をいただいた段階では「悪女に関してのコラム」とざっくりしたものだったので、筆者は悪女の二面性について書くつもりでいました。

 
最初にご提案したタイトルは「悪女のA面・B面」。「藤田さん、A面・B面って、レコード世代じゃないとわからないですよ。読者はCD世代ですし・・・(^^;」とダメ出しされました。ごもっともです。次に考えたタイトルが「悪女の裏面・表面」。これはオモシロイと言ってもらえたのですが、誌面のスペースと文字数の制限から、両面は難しいということになりお蔵入りしてしまいました。
 
あれから5年。テレビという形で悪女たちのいい面を発信する機会に恵まれした。感激もひとしおです。
 
ところで、悪女に限らず、女性に二面性はつきもの。というか、男女問わず、人は誰しも二面性を持っていると思います。二面性と聞くと「嫌だ!」と思う人が多いと思いますが、本当に悪いことばかりでしょうか。そして二面性のある人に騙されないためにはどうしたらいいか考察してみました。
 

二面性って悪いこと?

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二面性とは、極端ないい面と悪い面を持ち合わせる、ジキルとハイドのようなものばかりではありません。人が見ている時と見ていない時の行動が違ったり、周りにいる人によって言動を使いわけたりということも含まれます。筆者はこのような二面性は、悪いことばかりでもなく、人との関わりで生きていくうえのスキルと考えています。
 
例えば、「どうみても安全だろう」というシチュエーションで、赤信号なのに渡ってしまうことはありがちです。でも、近くに小学生がいた場合どうでしょう。おそらく、ほとんどの方が渡らないのではないでしょうか。周りにいる人に配慮する。こういったホワイトな二面性もあると思うわけです。
 
二面性が魅力になるケースもあります。
 
普段は強気な女性が、ふと涙を浮かべる。頼りないとおもっていた男性が、心強い一面を見せる。そんなギャップに心を動かされた経験がある人も多いのでは?いい面だけでなく悪い面があったり、強いだけでなく弱かったり、これも人間の素晴らしさ。そう考えると自分や信頼している人にも二面性があるということを認めやすくなります。

 

二面性のある人に騙されないコツとは?

 
二面性のある人に騙されないためには、どうすればいいのか。筆者がお勧めしたいのは、人には二面性のあることを事実として認め、それを前提として考える方法です。
 
海外の研究者が行った面接の実験があります。
 
面接にくる人が社交的という情報を与えた後、面接する人A群には「事前情報の反対側のことも考えてみるように」と忠告。面接する人B群には忠告なしで面接をさせるという実験です。すると、A群は様々な角度から面接にきた人を知ろうと質問をしました。それに対しB群は事前情報を確かめるだけの質問しかできなかったそうです。
 
このブログを読んでくれている方達の中にも、人の二面性に触れ、悲しい思いをしたことがある人は少なくないと思います。筆者もそんな体験がたくさんあります。自分は裏表のない人間になりたいと思う気持ちも、信頼する人に限って二面性なんてあるはずがないと思いたい気持ちもわかります。でも、二面性がある事実を認め、裏面も考えないと、いい面だけを見ていた自分の無防備さを棚にあげて、相手を恨むハメになるかも。実験を行った博士のように、筆者も皆さんに忠告したいと思います。「反対側のことも考えてみるように」。
  

セクシーの作り方!オンナを愉しむアイテムについてコラムを執筆

女らしくあることは女性に共通する願望?

 

私が主宰する、悪女学研究所は歴史上の悪女などを研究する社会人サークルです。

 

研究肌の女性たちに混じり、バリバリキャリア系の女性、清楚な奥様系の女性、いかにも貢がせそうな美女など

「普段だったら、この人たちは絶対に口をきかないだろうな」

と思うくらい、様々な属性の人たちが集っています。

 

そんな彼女たちに共通するのが、「女性性」について。「女らしさ」を存分に発揮したいというのは、その強弱こそはあれど、あらゆるタイプの女性が潜在的に持つ、欲求なのかも知れません。

 

セクシーさについてのコラムを書きました

 

さて、某化粧品メーカーさまのサイトにて連載しているコラムにて、こんな記事を書きました。

 

■ このままではオバさんへと転落する?!  いつまでも魅力的でいる「女を愉しむ」アイテム

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オンナを感じさせるセクシーな女性って、仕草や佇まいもそうですが、「そもそも周りに置いているアイテムが違うよね?」「普段の暮らしぶりが大事じゃないの?」といった内容をコラムにしました。

 

「人は女に生まれるのではなく、女になるのだ」という名言を残したのは、
フランスの作家シモーヌ・ド・ボーヴォワール。

いくら美人でもスウェットで汚い部屋にいては女性性を開花させられないし、よれよれの下着をつけていては、セクシーさもないものです。

 

コラム執筆の裏話

 
批判を覚悟で書きますが、筆者はよく同性から「色っぽくてうらやましい~」と言われます。でもその発言の裏に

  • どうせ色気で世渡りしているんでしょ
  • 私はそんなところでは勝負していません
  •  
    といったトゲを含ませてくる女性も少数派ながらいらっしゃいます(^^;)

     

    そんなマウンティングをする人に共通するのが、ぞんざいな暮らしぶりが透けてみえること。

     

     

    「うらやまし~」の後に「私なんか忙しくてメイクに時間をかけてる暇がなくて」「子育て中だから自分のことなんて後回しになっちゃって」といった自虐センテンスを続けてくる人は特に注意が必要です。

     

    褒めているような体裁をとりつつ、

  • 賢く仕事ができる自分
  • 妻として清く正しく生きている自分
  •  

    といったアピールをされると、思わず謝らなくてはいけないような気分になります。「ごめんなさいね、仕事と家事だけでなく、自分のために時間とエネルギーを使って」。

    女らしさを目の敵にする女性は、自分の人生を楽しんでない方が多い気がします。自分を犠牲にして、仕事や家庭で頑張る姿は尊敬に値するのですが、自分のケアってそんなに悪いこと?いい悪いは別として、できる範囲で人生を楽しみ、状況のせいにしないことは大事なんじゃないかな。

     

    そんなわけで今回のコラムでは「女らしさを放棄する人」と「女らしさを非難する人」に向けて、「あなたがたは単にめんどくさがりなのでは?」という気持ちをこめて書きました。行間に潜むブラックさも、あわせてお楽しみいただければ幸いです。

     

    セクシーさは暮らしぶりから作られる

     

    若いうちは何もしなくてもキレイな人もいますが、
    歳を重ねても艶のある女性というのは、例外なく努力家。

     

    美人には2cmほど足りない私も、女性らしくあることには貪欲。

    ひそかに努力を重ねています。

     

  • ジムでのパーソナルトレーニング
  • ホテルステイでのリラックスタイム
  • 手間暇をかけて作る食事
  • 住まう環境の整備
  • 感性を磨くための読書や映画鑑賞
  • などなど、出来る範囲で努力を愉しんでいます。

     

    その中でも欠かせない習慣になっているのは部屋に花を飾ること。

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    花粉や花弁は言ってみれば生殖器。美しい色や甘い香りで虫を引き寄せ受粉させるところも淫靡じゃない?花のある部屋に住まうと、自分の中にあるセクシーさが引き出される気がします。花を飾るための部屋はキレイでないと残念なので、ともすると掃除をサボりたくなる自分にはもってこいなのです。

     

    セクシーさを身に着けるために、梅沢富男さんのビデオを分析したこともありますが、テクニックだけでは内から溢れるセクシーさまでは再現できないというのがいろいろと試してみた私の結論。

     

    シルクのパジャマをわざわざ手洗いする時間も、お風呂に浮かべたバラの花びらをザルですくっている時間も、私は女の愉しみとして味わいつくしています(笑)愛しいオトコの世話だけでなく、子育て、介護などを担う女にとって、めんどくさいことをやり続けるなんてたやすいこと。そんな強がりが、女の誇りだと思う今日この頃です。
     
     

    交渉の授業を担当!今日はブラック交渉術

    大学で歴史的に残る「おバカな事例」を教えています

    今年も早稲田大学のオープンカレッジにて交渉の授業を受け持っています。

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    難しく考えられてしまう「交渉」にいかに慣れてもらうか。
    楽しんでもらうか。

     

    毎年、少しずつ工夫をしているうちに、ゲームやワークが中心になり、
    実際にあった「歴史的おバカ事例」「ありがちな残念な事例」を分析しながら進める
    現在のスタイルに行きつきました。

     

    決してウケ狙いに走ったわけではないのですが
    実際に他人がやってしまった愚かな打ち手を分析していくのは、
    おもしろいですし、記憶に残りやすいものです。
    ビジネスのケーススタディはもちろんですが、
    夫婦ゲンカの攻防、旦那さんのお小遣い交渉、子供への注意の仕方などなど
    そこに「人」と「ストーリー」を感じる題材は
    生徒さんたちにウケますね。
    なぜか個人的に相談をうける機会も増えます。

     

    本音をいえば、悪女たちの交渉術を紹介したいのですが、
    「交渉術=ズルい」というイメージを持たれてしまうのはNG。
    そこは講師としてグっと我慢しています。

     

    今週の授業はブラック交渉術でした

    授業は週1回。
    今週の授業のお題は「騙されないために知っておきたいブラック交渉術」でした。
     

    警察にごやっかいになるような人たちが使ってきたテクニックを
    実際にあった事件や、心理学の理論などを交え紹介してきました。

     

    ブラック交渉術を授業に取り入れることについては
    諸先輩方から賛否両論。
    ネーミングのイメージだけで、けしからんとおっしゃる方もいます。
    とはいえ、相手の手口を知っておくことは、
    騙されないようにするという意味では重要ですよね。

     

    騙されないように・・・
    というセンテンスから、疑問が浮かんできました。
    手口を知っておけば、悪女に翻弄されずに済むのでしょうか??
     

    悪女の手口を研究しておけば騙されないのか?

    悪女たちの手口を知っておけば騙される確率は減るのでしょうか?
    そうはいかないのが人間のおもしろいところ。
    結婚詐欺や保険金殺人など、古典的な犯罪は
    平成になり、四半世紀を過ぎた今も健在です。

     

    知れば知るほど興味を惹かれ、
    また、実際に会ってしまうと、つい引き込まれてしまうのが悪女。

     

    感情が動かされてしまった男性は、
    自分が選択した不合理な行動を正当化してしまいます。
    はたからみれば、騙されているとわかるような行動も、
    いろんな理由をつけて正当化してしまうんですね。

     

    あきらかに犯罪というレベルの搾取や、
    命まで奪われてしまうケースは事件となり発覚しますが、
    本人たちが騙されているという自覚がないケース、
    事件になっていないケースなどは相当数あると思われます。

     

    気持ちよく騙されて、それに気づかないというのは
    もしかすると幸せなことなのかも?

     

    そう考えると、本当のブラック交渉術とは、
    相手が「気持ちよく譲ってやった」と思う状況を作ること。

    授業でやるロールプレイングで
    論理的な男性が、なぜか女性に負けてしまうという不思議な光景
    女性が自然にチョイスしているブラック交渉術なのでしょう。

     

    毎年不思議に思っていた、ロールプレイングによる女性の勝利。
    相手を譲らせてしまう女性の強力な武器を「うっふん」と名付けて
    コラムを書いたことがあります。

    よろしければお時間がある時に……怒らないで読んでね。

    → 強力なだけに反動も!女性がボディタッチというウェポンを使う時の注意点

     

    コンテンツ提供:本音を直撃!男目線のイイ女

    男性の「イイ女」と女性の「イイ女」は違う件について

     
    化粧品メーカー様のサイトにコンテンツ提供をいたしました。今回のテーマは「本音を直撃!男目線のイイ女」。

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    男性と女性では「イイ女」の評価基準が違うという、あたりまえなのに見逃してきた事実をコラムにしました。

    → 本音を直撃!男目線のイイ女

     
    執筆にあたってグループインタビューを行ったのですが、予想以上のギャップに驚かされました。個人的には、「服なんか見てない」という男性陣の意見にショックを受けましたね。女性はファッションにもかなり気を遣っているのに・・・。コラムにはとうてい書けないヴィヴィットな意見、厳しい意見、セクハラ?とも感じる意見など、男性の本音を聞けたのは貴重な機会でした。
     
    コラムはクライアントさんの意向もあり、イイ子な感じでまとめましたが、ここは悪女研究のブログなので、悪女という切り口からもお話を広げてみることにします。

     

    なぜブスなのにモテる女がいるのだろうか問題

     
    美人じゃないのにモテる。なぜか男性に貢がれる。そんな女性っていますよね。
     
    歴史に名を残す悪女の中にも、美人ではない女性も多いです。絶世の美女と言われるクレオパトラも、実はブスだったということが近年明らかになっていますし、世界三大悪女に数えられる西太后も、顔がちょっと長過ぎて美人とは言えません。刑務所に400通を超えるラブレターが来たといわれる阿部定も、どちらかというと美人ではないですよね?最近だと、何人もの男性に資金提供をさせ殺害した容疑で逮捕された、木嶋佳苗容疑者が世間を驚かせました。
     
    そんな悪女たちは、男性の評価基準がよくわかっています。無意識にどう振る舞えばいいのかわかるだけでなく、テレることなく実行できる能力も備えています。

     

    木島佳苗容疑者は、そんな悪女の典型的な例。恋愛においては容姿が大事という思い込みをひっくり返し、料理を作ったり、甘えたり、身体を積極的に使ったり。普通の人にはできないことをサラっとやってのけるところは、いい悪いを超越した、尊敬の念を抱いてしまいそうです。

     
    筆者はコミュニケーション研究が本業ですので、やはり容疑者の発言がきになります。木嶋容疑者のメディアなどから伝え聞く発言、獄中からの発信で着目したのは、いたるところに感じる「自信」。
     
    例えば「具体的には、そのテクニックというよりも、本来持っている機能が普通の女性より高いということで、それを褒めてくださる方が多かったです」という、有名な発言。自信があふれるセリフですよね。ブログで発信されている、木嶋容疑者とおじさまのやりとりも、かなりの自信が透けて見えます。美人かブスかということ以上に、「自信」というのは人を魅力的に見せるものです。
     

    自信家である悪女は、実は努力家なのか

     
    自信をもった振る舞いというのは非常に重要です。いい女問題についてのコラムでは「評価基準の違いを知ろう」と結論づけましたが、もしかすると「自信を持つこと」は、評価基準を知る以上に大切な要素かも知れません。あなたは自分に自信があるでしょうか?
     
    最近の自信に関する調査によると、女性の6割が自分に自信がないそうです。
     
    自信のあると回答した女性の多くが「努力をしている」とも回答。また自信がつくのは「人から褒められた時」が1位でした。努力も褒められも一朝一夕にはできないものなんですね。もしかすると悪女と呼ばれる女性は、想像以上に努力家であり、人から褒められる魅力の持ち主なのかも知れません。
     
    「能力の低い人ほど根拠のない自信を持つ」という、ダニングクルーガー効果も有名ですけどね。
     
    *ダニング・クルーガー効果

    1999年、ダニングと教え子のジャスティン・クルーガーは、「能力の低い人は、自分の無能さを認識できず、自己を実際よりも高く評価する(ひいては自信に満ちて見える)」という認知バイアスに関する論文を機関誌「Journal of Personality and Social Psychology」に発表。この認知バイアスは現在「ダニング=クルーガー効果」として知られており、2000年にはイグノーベル賞の心理学賞を受賞した。
     
     

    テレビ番組の収録

    番組収録!コメンテーターのお仕事をしています

     

    情報バラエティ番組「ビーバップハイヒール」の収録で大阪へ行ってきました。ここのところ、テレビのお仕事は、本業であるコミュニケーション系ばかりでしたが、久々に悪女学研究家としてコメントしてきました。朝日放送は久しぶり!ビーバップハイヒールに呼んでいただいたのは二度目です。ご縁をいただき感謝です。

     
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    恒例の楽屋ショット。収録まで台本を確認したり、メイクをしたりして過ごします。これは足が長く見えるセクシーな座り方。悪女研が発足した当初は、こういった日頃使える小ネタも、いろいろ研究していました。筆者は専門学校でも授業を持っていますが、足がキレイに見える座り方シリーズは女子学生に大人気の鉄板ネタです。nbsp;

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    最近は着物での出演が減りました

    以前は「元銀座ホステス」というところばかりが注目され、テレビ番組に出演する際には着物のことが多かった筆者。ちなみに着物は白だけでも何枚あるかよくわかりません・・・。

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    最近では、ほぼ100%洋服での出演依頼となり、着物でテレビに出たのは、某CMが最後ですね。衣装は、着物も洋服も自前です。

     
    講演のお仕事では、いまだに「着物でお願いできますか?」と言われることも少なくありません。テレビのイメージってすごいですね。

     

     

    日経アソシエに掲載!から考えた「悪女の性格特性」について

    雑誌掲載のお知らせ

     
    本業のコミュニケーション研究のほうではありますが、現在発売中の日経アソシエに掲載されています。相手のタイプに合わせた話し方について、専門家としてコメントしております。

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    同じ内容を伝える場合でも、相手のタイプに合わせて「伝え方」「表現」「タイミング」などを考慮できるとうまくいく確率は上がります。

     

    このタイプの人には、どんな切り口でのアプローチが響くのか。どんな言葉なら、共感を引き出せるのか。反感をもたれるのは、どんな言い方か。優秀な管理職の人などは、こういったことを自然に考えてマネジメントをしているように見えます。

     

     
    人を上手く動かす「悪女」も相手にあわせ、コミュニケーションスタイルを変えているのでしょうか?

     

    無邪気な悪女と計算づくの悪女

     
    悪女には大きくわけて2つのパターンがあると思います。
     

    1つは、ありのままの振る舞いが相手のツボに入るタイプ。とくに策を弄さずとも、ありのままの自分が、相手の好みなので苦労なく振り回すことができます。仮にこういう女性を、無邪気な悪女と呼ぶことにしましょう。

     

    2つめは、相手に合わせた振る舞いで翻弄するタイプ。こういうセリフが喜ぶだろう。こういう振る舞いをすれば怒るだろう。計算した言動で、相手の感情を動かすタイプの悪女は優秀なマネージャーのように、相手を分析します。

     

     
    無邪気な悪女の場合、相手に合わせてコミュニケーションをとったりはしません。むしろ自分が翻弄できる男性を見つける嗅覚が鋭いという特徴を活かします。計算づくの悪女の場合、相手にあわせてコミュニケーションスタイルを変えるのは、あたりまえです。車のギアをチェンジするように、自然とそれができるのが特徴です。

     

    意外?!悪女は相手の気持ちがわかる人?

     

    これまで「人を騙せる悪女=共感性が低い女性」だと思っていました。こんなことをされたら、相手がどう感じるか。どれほど辛いか。どんな結末になるのか。こういった想像力が欠けていたり、相手の気持ちになって考えられない人が悪女と呼ばれるような行動をとりやすいと思っていました。
     
    でも、その考えは間違いかも知れません。
     
    相手にあわせた言動ができる人は共感性が高いです。こんな言葉に感動するだろう。こうされたら、喜ぶだろう。そういった共感ができる人であり、優しい性格な人が多いと言われています。計算して相手を振り回せる悪女は、決して共感性が低いわけではなく、逆に相手がどういう気持ちになるかが想像できるからこそ、相手を振り回すことができるのではないでしょうか。
     
    計算して動くタイプの悪女は、共感性が高いのに、それでも悪気なく人を騙せる、珍しい性格特性の持ち主なのかも。
     
    ちなみに藤田尚弓は、性格特性の5因子でいうと、やたらと外向性が高いタイプ。それなのに、引きこもり大好き!オタク最高!という珍しい性格です・・・。
     

     

    強力なだけに反動も!女性がボディタッチというウェポンを使う時の注意点

    ひっそりと交渉の本を書いていたりする筆者は、大学のオープンカレッジで交渉の授業を受け持っています。

     

    5年間授業に立っていて感じるのは、女性は交渉の作戦を立てること、利害を数学的に考えるゲーム理論が苦手だということ。(女性の皆さんごめんなさい)
    しかし交渉ゲームを実際にやってもらうと、わからないなりに成果を出してしまうすごさがあります。
     

    女には無意識に使っている武器がある

     

    誤解を恐れずに言うと、女には無意識に使っている武器があります。
    男性の優しさを引き出してしまうこの力は、理論を超越したウェポン。
    仮にこの力を「うっふん」と呼ぶことにしましょう。

     

    初心者でも扱いやすいデリンジャー級の「うっふん」には、

    ・意地悪を言ったら傷つきそうな雰囲気を醸し出す
    ・目をキラキラさせながら話を聴く
    ・信頼や好意を非言語で表現する

    といったものがあります。

     

    もう少し破壊力のある38口径くらいのテクだと、

    ・相手を褒める
    ・「○○さんって、優しいですよね」といったラベリングをする
    ・上着を脱ぐ

    といった感じになります。

     

    ちなみに上着を脱ぐというのは、普通にスーツのジャケットを脱ぐだけの技なのですが、なぜか男性はそわそわしてくださったり、攻撃の手を弱めてくださったりと、思った以上の効果を発揮します。

     

    ボディタッチは「うっふん」の中でもロケットランチャー級。

     

    意図的に使う人もいるようですが、元銀座ホステスとしては「その反動は想定しているのだろうか」と心配になることがあります。
    まだ若かった頃、私も反動で大ヤケドをしたことがあるからです。

     

    手の内を明かすのもどうかと思いましたが、男性社会を逞しく生き抜く女性達にヤケドをしてほしくありません。僭越ながら、ボディタッチの注意点をシェアしたいと思います。

     

    強力なだけに反動も!武器を使う時の注意点

     

    ■ステキ光線は「跳ね返る」という特性があります

    効果があるからといって、やたらとボディタッチや褒めを使うのは危険です。ステキ光線は突然のセクハラに変換されて跳ね返ってくることを知ったうえで、防御の準備をしておきましょう。

    特に、エレベーターやタクシー内などの危険地域では、話題を変えて気勢をそぐのがマストです。ディフェンスが苦手なあなたは「好きになると、相手の家庭を壊しても奪いたくなるタイプ」「別れ話をされると何をするかわからない」といった予防線を張っておくといいでしょう。

     

    ■攻撃は見られています

    ボディタッチをしている姿は、周りの男性、女性に見られています。「あいつに気があるのか」「取り入るズルい人」などと思われるリスクを計算し不用意に使わないようにしましょう。

    リスクが大きいと判断した場合には、バズーカよりもサイレンサーがお勧め。物を渡す時に偶然手が触れたというシチュエーションを装う、相手がトイレや電話に立った時を狙うという技を使えば、周りに知られるリスクは低くなります。サイレンサーも音はするんだけどね。

     

    ■暴発注意! ケガだけで終わることも

    少数派ですが「馴れ馴れしい」「計算高い」といった理由で、女性からのボディタッチを不快に感じる人もいます。

    権限がないのか、ケチなのか、その女性を気に入らないのかわかりませんが、キャバクラがわりに楽しんで、なんの譲歩もしてくれない人もいます。

    私が所長を務める悪女学研究所では、これらの残念なできごとを総称して「暴発」と呼んでいます。ウェポンを扱う時には、これらのリスクもお忘れなく。

     

    ■まとめ

    ボディタッチというのは、あくまで裏ワザ。若さと容姿が衰えるにつれ、威力もなくなっていきます。

    仁義を通し、人の恩は忘れずに、できる限り周りの人には親切に。結局は正攻法が一番な気がする今日この頃です。自戒をこめて。

     

     

    *この記事は悪女学研究所所長の藤田尚弓が書き下ろしたコラムです。
    All About News dig 他、様々なWEB媒体に転載されています。

     

     

    91%の確率で離婚!修復できない夫婦ゲンカの4つの地雷

    高橋ジョージさんと、三船美佳さんの離婚問題が話題になっています。

     

    この手の報道を見る時、本業でコミュニケーションデザインを研究している私は
    渦中にいる人のコメントに着目してしまいます。

     

    今回、特に私が気になったのは

    「夫婦ゲンカの延長だと思った」 というジョージさんのコメント。

     

     

    おそらくお二人には言い争ったという事実があり、
    ジョージさんが、美佳さんが修復不可能と感じる
    地雷を含んだセンテンスを使ったと思われます。
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    J.M.Gottmanという研究者が報告した特に危険な4つの地雷をご紹介しましょう。

    1、 配偶者を責める「批判」

    2、 配偶者をバカにしたり、軽蔑したりする「侮辱」

    3、 自分が正しく自分の責任ではないと主張する「言い訳」

    4、 話し合いをさけ、その場から立ち去ったり黙り込む「逃亡」

     

     

    メディアなどに出ている限られた情報からの推測ですが、
    ジョージさんは、2と3の地雷を踏み続けたのではないでしょうか。

     

    J.M.Gottmanは、夫婦の言動をわずか5分間観察するだけで
    その夫婦が幸福になるか、
    離婚するかどうかを91%の確率で予測できるとしています。

    (ちなみにゴットマンが用いたのは、意見の対立や口論の際の言動を
    観察・記録するシステムで、通常は15分間言動を観察する方法です)

     

    些細な言動が決定打になってしまうことは皆さんも薄々わかっていると思いますが
    専門家の研究でも、やっぱりそうなんですね・・・。

     

    というわけで僭越ながら、結婚していらっしゃる皆様へ
    コミュニケーションデザインを研究している私からアドバイスを。

    過度の批判、過度の侮辱、
    過度の言い訳、過度の黙り込みはNG!91%の確率で離婚します!!

     

    これを肝に命じて、
    どうしてもこの地雷を踏みたくなった場合には、
    悪意を持ってやるようにしましょう(^▽^)

     

    悪気なく使ってしまうコミュニケーションスタイルというのは
    悪気がないぶん日常的に繰り返しやすいのが特徴。
    悪気がないほど修復困難になりやすいというのが、残念な事実なのです。