トップセールスマンと悪女の共通点

テレビ朝日の「アレはすごかった!」という番組で
トップセールスマンのコミュニケーションテクニックを解説しました。

 

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トップセールスマンの方が実際に売っているシーンを分析するという内容だったのですが、
解説が止まらないほど一つ一つのアクションが効果的で驚かされました。

おそらく無意識のうちに現場で身に着けたのでしょうが、
印象形成や心理学、コミュニケーションデザインの理論でも
確かに有効だろうというテクニックが満載。

組み合わせるタイミングにいたっては、私も勉強させてもらいました。

 

 

トップセールスマンと悪女には共通点があります。それは、

・人に好意を持たれる話し方
・印象づけるアクション
・断りにくい流れの作り方

などを無意識のうちに身につけている人が多いこと。

 

 

皆さんのまわりには、そんな女性、いませんか?

 

 

私の周り位には、すぐ誰とでも打ち解けてしまうすごいオバチャンがいます。
私も含め、みんながオバチャンには協力してしまう。

無理なことも言いますが、なんとも憎めない女性で
私も過去にずいぶんお世話になり、そして振り回されています。

そんなオバチャンとの会話を反芻してみると
計算づくだったら凄いなと思うくらい、トリガーがしっかり埋め込まれています。

 

 

常々「養殖悪女は天然悪女にかなわない」と思っている私。
いかに印象形成の知識があっても、
適切なタイミングでサラっと実践する能力はまた別なわけで。

 

 
「藤田さんは悪女ですよね」的なことをよく言われますが、
どこまで行っても私は単なる研究者なのだと思い知らされています。

 

 

読売新聞に掲載されました

8月19日の読売新聞に掲載されました。

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友活をテーマにした記事で、コミュニケーションについてコメントしております。
今はどうも友達を作るのにも「友活」なるものが必要なようです。

 

自己開示、非言語コミュニケーション、傾聴スキル、印象形成、
といったところからコミュニケーションの基本を、
そして原因帰属についても触れさせてもらいました。

 

ついつい、理屈っぽく話してしまうのですが、
さらりと、わかりやすい言葉でまとめてくださった記者の方に感謝です。

 

 

悪女はコミュニケーション能力が高い傾向のある人が多いです。
特に歴史に名を残す女性は、時の権力者の奥さんや愛人というケースも多いので
心を掴み、話さない能力は必須だったと思われます。

 

犯罪史などでも、いわゆる「口が巧い」女性は多いです。

 

ブスな悪女や、頭の悪い悪女がイメージしにくいように
コミュニケーションが下手な悪女というのもイメージしにくいですよね。
風俗など性産業の世界でも、
コミュニケーション能力はマストだそうで、その能力が欠けている人は
風俗の世界に身をやつしてもなお貧困から抜け出せないのだとか。

 
 
生き残るための選択肢が少なかった時代に逞しく生き残った悪女たち。
もし彼女たちのコミュニケーション能力が低かったら、
歴史はずいぶんと変わっていたかも知れません。

 
 

テレビ番組でコメントしました

悪女学研究家としてではなく、本業のコミュニケーション研究のほうではありますが。
先日オンエアされた「驚き!ニッポン新常識」という番組で
社内のコミュニケーションについてコメントさせていただきました。

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番組で取り上げられた会社では、コンピューターがランダムに選んだ相手と
ランチに行くという試みが実施されているそうです。

 

いいと思いますね。

 

コミュニケーションの機会が増えるとそれに比例して、
社内の助け合いが増えるという調査結果があります。

会社がコミュニケーションを増やす取り組みを行い
それによって業績UPに繋がるというのも不思議ではありません。

最近は会社の飲み会に参加したくないという方が増えているそうなので、
ランチをうまく活用するのはいいアイディアだと言えるでしょう。

 

 

人は知らない人には冷淡になる傾向があります。
普段接触の少ない部署の人ともコミュニケーションをとれるような取組みは
今後さらに必要になってくるのでは

ほんの少しコミュニケーションを増やせば、
クレームにならなかったというケースはたくさんありますよね。

確か、医療過誤で裁判を起こされるというのは、
患者とのコミュニケーション時間と相関があるというデータもあったような。

 

 

会社がわざわざコミュニケーションの機会を作らなければならない状況は
ちょっと寂しい気もしますが、今後も動向に注目していきたいです。

 

 

悪女研究家が見る小保方さんの悪女性

STAP細胞のニュースはまだまだ収まりそうにありません。

笹井さんがお亡くなり、
小保方さんを、より悪女的に取り上げたいメディアもあるようです。

不正があったかも知れないという文脈にのせた、

「力のある上司にとりいったのでは?」
「不適切な関係があったのだろう」

といったストーリーは、確かに悪女をイメージさせます。

 

 

しかし、こういった女性への攻撃は、働く女性なら誰でも被害者になりうる
妬みの感情も背景にあるような気がします。

 

 

人は以下のような時に、他者に対して妬みの感情を抱きます。

■自分にとって重要な領域で他者が優れているとき

(Salovey&Rodin 1984;Tesser&Collins 1988)

■優れている人が自分と似ているとき

 (Schaubroeck&Lam,2004)

■比較して自分の自己評価が低下してしまったとき

 (Tesser,1991)

 

 

仕事に対して真剣に取り組んでいる、あなた。
もしかすると、仕事で結果を出した人に対して
ちょっとした要因で妬みの感情を持ちやすいかも。

 

ついつい自分と他者を比較する癖のある人も
妬みの感情を抱きやすいといえるでしょう。

小保方さんの女子度の高い容姿は

「自分と似ているという感覚」

つまり嫉妬に結びつきやすい要素だと思います。

 

 

通常、結果をだす人には、圧倒的な努力やプロセスなどが透けてみえます。
ですので、皆さんも素直に「すごいな」と尊敬できると思います。

しかし、

「もしかして不正?」
「もしかして、単に上司に気に入られたから?」

といった要素に触れると、それが不正確な情報であっても
不平等感や敵意を持ちやすくなります。

 

 

というわけで、最近の小保方さんバッシングは
ちょっとやり過ぎでは?と思うのが私の意見です。
不正があったとしても、なかったとしても。
 
その一方で小保方さんには、働く女性の先輩として苦言を呈したいこともあります。

それは「トンマナを守ろうよ」ということ。
トンマナとは、主にデザイン業界で使われる言葉でトーン&マナーの略

 

 

例えば、

・企業のホームページを制作するとき
・商品のパッケージをデザインするとき

などに決める、色味や雰囲気、表現などのルールのことです。

 

 

職場にも、暗黙のトーン&マナーはありますよね
お医者様はお医者様らしい言動や服装が求められるように
働く女性にも求められるものはあります。

 

STAP細胞については、不正はあったかも知れないし、なかったかも知れません。
しかし、小保方さんがビジネスパーソンとして、トーン&マナーを守っていたのなら、
もう少し違った展開になったのでは・・・と残念でなりません。

そういった視点から考えると小保方さんは悪女性が低い、
むしろ立ち回り方が下手な女性かも知れません。

 

渦中にいる小保方さん、いろいろお辛いと思います。
(周りの人はもっと辛いと思いますが)
タフで懲りないのが悪女たちの特徴ですので、
ここは強い気持ちでのりきっていただきたいと思います。