「離婚報告」と「交際宣言」を同時にした奥菜恵さんは悪女か

奥菜恵さんがご自身のブログで「離婚報告」と「交際宣言」をしたことが話題になっています。

奥菜さん

「もしかして不倫してたってこと?!」
「このタイミングで再婚への含みがある発言をする?!」
「子どものことを考えてと言うわりには、何この行動は?!」

なんて思っている方もいるかも知れません。

 

奥菜恵さんは悪女なのか、考察してみました。

 

男性の半数が、女性の4人に1人が浮気経験者?!

 

離婚前からの交際というので、一気に悪女イメージが加速した奥菜さん。浮気をする女性=悪女なのでしょうか。浮気をしている人って、結構いそうですよね?

 

浮気に関する大規模データによると、生涯を通じて浮気をする男性は40%とも言われています(!)。女性はさすがに男性より少ないものの、25%程度は浮気をするようです。(Whisman&Snider,2007)

 

4人に1人という割合を考えると、浮気をもって悪女だとは言えないかと。仮に、離婚前に交際していたというのが事実だったとしても「恋多き女に認定」といったところでしょう。

 

子供がいるのに離婚、再婚は悪女?!

 

一般的に悪女と呼ばれる女性には、身勝手という要素はマスト。ですが、子供がいるのに、離婚、再婚をする。これをもって悪女かというと、そうでもないと思います。

 

奥菜さんを擁護するわけでも、自分の離婚歴を正当化するわけでもありませんが、子供はかすがいにはなりません。むしろ、子供のいる夫婦のほうが結婚の満足度は下がり、離婚リスクがあがるという研究は多くあります。

 

子供がいる夫婦は、子供がいない夫婦より、結婚生活に不満が増える(Voydanoff,2005;Wiklcox&Nock,2006;山口,2006;李,2008;他多数)

子供が生まれると夫婦の口論や言い争いが増える(Kluwer&Jhonson,2007;Perren et al,2005他)

子供が生まれると夫婦のコミュニケーションが減る(Perren et al,2005;White et al1986他)

 

離婚や再婚が子供にとって悪いと決めつけるのも、現実とは違うと感じています。

 

ちなみにうちの場合、離婚、再婚は自然な流れで決まり、息子は新旧ダンナ様と良好な関係を続けてくれています。「かわいそう」と余計なコメントをくださる方もいますが、息子にとっては人と違う家族の形がむしろスタンダード。

 

余計なことを言ってくる大人に「母は結婚が何度もできるミュータントで・・・」と釈明していました(汗)息子よ、ごめん。でもユーモアで返せるとは、すごいぞ!

 

余計なお世話ですがバツ3になるリスクはなんと・・・

 

バツ3の私に心配されたくないと思いますが、もしも奥菜さんが木村了さんと再婚した場合、どれくらい離婚リスクがあるのでしょうか。

まずは、離婚から再婚までの期間という切り口から。アメリカのデータによると、離婚して2年以内に結婚した女性が、再び離婚してしまう確率は、なんと60%!奥菜さんは、すでにブログで「パートナー」「大切な家族」と言っちゃっているので、とても気になります。頑張って!

 

次に、結婚の回数という切り口から。3回目の結婚で離婚してしまう確率は、初婚に比べなんと3.39倍。・・・かなりヤバイです。

次に、同棲の有無という切り口から。もしすでに同棲しているとなると、離婚リスクは結婚まで一緒に住まなかったグループに比べ1.6倍。

 

いずれにしても厳しい戦いになるかと思われます。

 

でも大丈夫!仮にまた離婚したとしても、結婚不適合者とか、性格に問題アリと思われること以外は、これといった不都合はありません。奥菜さんの場合、どう転んでも自分のスタイルを貫きつつ、自分らしい幸せを掴むパワーをお持ちかと。頑張ってください!

 

91%の確率で離婚!修復できない夫婦ゲンカの4つの地雷

高橋ジョージさんと、三船美佳さんの離婚問題が話題になっています。

 

この手の報道を見る時、本業でコミュニケーションデザインを研究している私は
渦中にいる人のコメントに着目してしまいます。

 

今回、特に私が気になったのは

「夫婦ゲンカの延長だと思った」 というジョージさんのコメント。

 

 

おそらくお二人には言い争ったという事実があり、
ジョージさんが、美佳さんが修復不可能と感じる
地雷を含んだセンテンスを使ったと思われます。
1130935_heart_rules_-_no_love

 

J.M.Gottmanという研究者が報告した特に危険な4つの地雷をご紹介しましょう。

1、 配偶者を責める「批判」

2、 配偶者をバカにしたり、軽蔑したりする「侮辱」

3、 自分が正しく自分の責任ではないと主張する「言い訳」

4、 話し合いをさけ、その場から立ち去ったり黙り込む「逃亡」

 

 

メディアなどに出ている限られた情報からの推測ですが、
ジョージさんは、2と3の地雷を踏み続けたのではないでしょうか。

 

J.M.Gottmanは、夫婦の言動をわずか5分間観察するだけで
その夫婦が幸福になるか、
離婚するかどうかを91%の確率で予測できるとしています。

(ちなみにゴットマンが用いたのは、意見の対立や口論の際の言動を
観察・記録するシステムで、通常は15分間言動を観察する方法です)

 

些細な言動が決定打になってしまうことは皆さんも薄々わかっていると思いますが
専門家の研究でも、やっぱりそうなんですね・・・。

 

というわけで僭越ながら、結婚していらっしゃる皆様へ
コミュニケーションデザインを研究している私からアドバイスを。

過度の批判、過度の侮辱、
過度の言い訳、過度の黙り込みはNG!91%の確率で離婚します!!

 

これを肝に命じて、
どうしてもこの地雷を踏みたくなった場合には、
悪意を持ってやるようにしましょう(^▽^)

 

悪気なく使ってしまうコミュニケーションスタイルというのは
悪気がないぶん日常的に繰り返しやすいのが特徴。
悪気がないほど修復困難になりやすいというのが、残念な事実なのです。

 

 

夫を青酸カリで殺害!容疑者の言動が気になります

結婚と死別を繰り返し、夫を青酸カリで殺害した容疑で女性が逮捕されました。京都毒婦事件ともいわれるこの事件。話題になっていますね。

 

======= 以下、産經WESTより引用 =============

昨年12月、京都府向日市の民家で、住民の無職、筧勇夫さん=当時(75)=が死亡しているのが見つかり、遺体から青酸カリとみられる毒物が検出されたとして、京都府警は19日朝、殺人の疑いで、同居の妻で無職、千佐子容疑者(67)を逮捕した。捜査関係者によると、「逮捕された理由はよく分かりましたが、私は絶対に殺していません」と容疑を否認している。千佐子容疑者はこれまでに4回にわたり結婚と死別を繰り返していた。府警は向日町署に捜査本部を設置し、殺害の詳しい経緯や薬物の入手ルートなどを調べる。

逮捕容疑は昨年12月28日夜、同市鶏冠井町(かいでちょう)大極殿の自宅で、シアン化合物を摂取させ、筧さんを青酸中毒で死亡させたとしている。

千佐子容疑者は同日午後9時50分ごろ、「夫が倒れ意識がなく、冷たくなっています」と自ら119番した。救急隊員が駆けつけたところ、筧さんは自宅の2階居間であおむけになって倒れており、京都市内の病院に搬送したが、死亡が確認されたという。

近隣に「結婚直後、旦那が死んだ。疑われ困っている…」
検視の結果、血液からシアン化物イオンが検出され、府警は司法解剖するなどして詳しく捜査。府警は筧さんが殺害されたとみて調べていた。2人は、結婚相談所を通じて知り合い、昨年11月ごろから一緒に暮らし始めたとみられる。

また、千佐子容疑者と内縁関係にあり、平成24年3月に大阪府泉佐野市でバイク事故で転倒、その後死亡した同府貝塚市の男性=当時(71)=の血液からも、青酸化合物が検出されていたことが判明、大阪府警が慎重に経緯を調べている。

============  引用終わり   =================

 

あれほど手を出すまいと思っていた私ですが昭和の犯罪史を整理しはじめてから、この手の事件はどうも気になってしまいます。

 

コラムの締切を複数抱えているのに、


  • 過去の事件との共通点
  • 性格特性の手がかりとなる言動


  • などをついつい収集してしまい、あっという間に時間が経過。ニュースを見ると、国会図書館に足が向いてしまう癖はなんとかならないものでしょうか・・・。

     

    嘘をつく人がよく使ってしまうフレーズ

     
    コミュニケーションスタイル、言動には、本人さえも気づかない多くの情報が含まれています。

     

    例えば、被疑者のマスコミへの対応の仕方、ニュースなどで見る受け答えの仕方。これらの断片的な情報からも、ある程度性格特性が推測できます。ゆえに、筆者は、事件の報道では非言語情報も含めた、容疑者の言動に注目します。

     

    今回気になったのは



    「私みたいな普通のおばちゃんが、どこでどうやって毒(青酸化合物)を入手できるの。方法があれば教えてほしい」


    という千佐子容疑者のフレーズ。

     

     

    嘘をついている人が使いがちなものに「証拠は?系のフレーズ」があります。子供が嘘をついているところを想像するとわかりやすいと思うのですが、嘘をついている時には、「証拠は?」とか「なんで?」といった言葉を使いがちなのです。

     
    ちなみにアメリカでは、政治が嘘をついた時の会見と謝罪した時の会見を比べ、言語解析をした研究があります。これによると、嘘をついている時にはセンテンスが長くなり、謝罪会見の時には短くなるという特徴があります。使っている単語にも傾向が見られて興味深いです。(英語と日本語では構造の違いがあるので同じ傾向が見られるとは思ません)

     

    容疑者の言動から推測した性格特性

     
    千佐子容疑者のマスコミへの対応は、残念でしたね。相手がどこまで掴んでいるかが気になるのか、はたまた逃げおおせる手段を考えたいのか、ハッタリなのか・・・。言動から、千佐子容疑者は子供の頃から嘘が多く、幼稚な部分が残る、自分勝手な行動をとりやすい女性だと推察しました。
     

    性格特性の5因子(外向性、神経質傾向、誠実性、調和性、開放性)でいうと、以下の3つ特徴があると思います。


  • 誠実性が低く、自己中心的な考えをしてしまう傾向が抜けない
  • 共感性が低く、相手の感情をおもんばかる力が少ない
  • 外向性が高く、意外に周りの人からのウケはいいが野心家
  •  

     

    遺言書を盾に遺産をわけることを拒んだエピソードや、知り合ってスグに資産状況を聞くエピソードなどを見つけるにつけ、性格特性の5因子はテストをしなくてもかなりの確率で推測できるなと感じます。

     

     

    もう少し時間が経過すれば、裁判記録にある発言が有力な手がかりとなり、コミュニケーションスタイルからも多くのことがわかるようになります。(ちなみに裁判記録は事件番号を知っていれば閲覧できます)

     

     

    最近やりすぎだと反省しているのですが、結婚、交際宣言といった明るいニュースでも「過去の交際宣言ではこんなものがあった」とか、
    「この性格特性だとケンカが多くなるはず」といったムダな分析が止まりません。

     

    編集者の皆さん、コラムの締切はちゃんと守りますので(たぶん)許してくださいね。

     

    悪女研究家が見る小保方さんの悪女性

    STAP細胞のニュースはまだまだ収まりそうにありません。

    笹井さんがお亡くなり、
    小保方さんを、より悪女的に取り上げたいメディアもあるようです。

    不正があったかも知れないという文脈にのせた、

    「力のある上司にとりいったのでは?」
    「不適切な関係があったのだろう」

    といったストーリーは、確かに悪女をイメージさせます。

     

     

    しかし、こういった女性への攻撃は、働く女性なら誰でも被害者になりうる
    妬みの感情も背景にあるような気がします。

     

     

    人は以下のような時に、他者に対して妬みの感情を抱きます。

    ■自分にとって重要な領域で他者が優れているとき

    (Salovey&Rodin 1984;Tesser&Collins 1988)

    ■優れている人が自分と似ているとき

     (Schaubroeck&Lam,2004)

    ■比較して自分の自己評価が低下してしまったとき

     (Tesser,1991)

     

     

    仕事に対して真剣に取り組んでいる、あなた。
    もしかすると、仕事で結果を出した人に対して
    ちょっとした要因で妬みの感情を持ちやすいかも。

     

    ついつい自分と他者を比較する癖のある人も
    妬みの感情を抱きやすいといえるでしょう。

    小保方さんの女子度の高い容姿は

    「自分と似ているという感覚」

    つまり嫉妬に結びつきやすい要素だと思います。

     

     

    通常、結果をだす人には、圧倒的な努力やプロセスなどが透けてみえます。
    ですので、皆さんも素直に「すごいな」と尊敬できると思います。

    しかし、

    「もしかして不正?」
    「もしかして、単に上司に気に入られたから?」

    といった要素に触れると、それが不正確な情報であっても
    不平等感や敵意を持ちやすくなります。

     

     

    というわけで、最近の小保方さんバッシングは
    ちょっとやり過ぎでは?と思うのが私の意見です。
    不正があったとしても、なかったとしても。
     
    その一方で小保方さんには、働く女性の先輩として苦言を呈したいこともあります。

    それは「トンマナを守ろうよ」ということ。
    トンマナとは、主にデザイン業界で使われる言葉でトーン&マナーの略

     

     

    例えば、

    ・企業のホームページを制作するとき
    ・商品のパッケージをデザインするとき

    などに決める、色味や雰囲気、表現などのルールのことです。

     

     

    職場にも、暗黙のトーン&マナーはありますよね
    お医者様はお医者様らしい言動や服装が求められるように
    働く女性にも求められるものはあります。

     

    STAP細胞については、不正はあったかも知れないし、なかったかも知れません。
    しかし、小保方さんがビジネスパーソンとして、トーン&マナーを守っていたのなら、
    もう少し違った展開になったのでは・・・と残念でなりません。

    そういった視点から考えると小保方さんは悪女性が低い、
    むしろ立ち回り方が下手な女性かも知れません。

     

    渦中にいる小保方さん、いろいろお辛いと思います。
    (周りの人はもっと辛いと思いますが)
    タフで懲りないのが悪女たちの特徴ですので、
    ここは強い気持ちでのりきっていただきたいと思います。

     
     

    都議のセクハラ野次から考察する悪女誕生のプロセス

    女性議員が都議会の一般質問中にセクハラ野次を飛ばされたそうです。

    ======== 以下、東スポWEBより引用 ==========

    東京都議会で塩村文夏都議(35=みんなの党)に「結婚しろ」「子供を産めないのか」などのセクハラヤジが飛び、国内のみならず世界中に発信された問題で23日、“犯人”が騒動後5日目にしてようやく名乗り出た。「早く結婚すればいい」の野次をとばしたと白状したのは自民党の鈴木章浩都議(51)。どうやら都議会でも札付きのセクハラ癖の持ち主として知られるようだ。ウソ八百を重ね、謝罪後も繰り広げた厚顔無恥な振る舞いに周囲はあぜんとするばかりだ。

    ======= 引用、終わり =================

     

    野次の内容を見ましたが、明らかにアウトですね・・・。

    もちろん女性議員には失礼ですし、あの野次はないなと思いますが、
    言っちゃった男性議員にも、ちょっぴり同情してしまいます。

     

     

    ■ 立場が発言を促す?

    質問には野次を飛ばす。これ、日本では議員の方のお仕事の一つなのでしょうか?

    そうでないとしても、野次を飛ばさないと
    一人前でないような空気があるのかも知れません。

    ある立場におかれ、ある場面に立つと〇〇をしなければならない!といった気分になる。
    こういった現象は日常にもあることです。

    歌舞伎を見に行って「成田屋!」とか声をかけないと
    わかってないように思われそうな感覚。

    ゴルフに行って、誰かがショットしたら、見ていなくても
    「ナイスショット!」と言わないと冷たい人だと思われそうな感覚。

    心では思っていないのにとりあえず声に出してしまうという体験は
    皆さんにもあるのでは?

    許されることがどうかは別として、

    野次を飛ばした本人はさほど悪気はなかったのでは?と感じました。
    悪気がない場合ほど、同じことを悪気なく繰り返すので始末が悪いんですけどね。

     

     

    ■ 立場が人の性格を変える?

    疑似監獄で与えられた役割をどうこなすかを観察し、世に衝撃を与えることになった
    スタンフォード大学の監獄実験というのがあります。

    看守役と囚人役を決めてその役割を演じてもらう実験です。

    日数が経つと、元の性格に関わらず看守役は
    囚人役に屈辱を与える、暴力をふるうといった行動をとるようになってしまい、
    実験が中止されたことで有名になりました。

    もちろん囚人役の人も、より囚人らしい言動をとるようになり
    心身に支障をきたす人が続出したそうです。

     

     

    これを今回のケースにあてはめるのは少々乱暴ですが、

    ・質問を聞く都議という立場が、つい野次を飛ばしてしまった

    おそらく反省し、社会的罰も受けている

    ・セクハラ野次を受けた女性議員が被害者としての言動をより強くとってしまった

    おそらく実際以上に傷ついてしまう

    といった構図が透けて見えるだけに、
    お二人とも大変だろうなと、同情してしまうのです。

     

     

    ■ 悪女の誕生も立場から?

    悪女の誕生も「立場が人を変えてしまう」というケースなのでしょうか?

     

    マリーアントワネット、ポンパドール夫人、楊貴妃、淀君など
    歴史に名を残す悪女の多くは、
    時代に翻弄され、おかれた立場から悪女と呼ばれるようになったようにも見えます。

     

    しかしながら、性格特性が生育歴とは相関性がないとすると・・・。
    もともと持っていた悪女性が環境によって花開いたと考えるべきでしょう。
    いくら大変な立場でも、悪いことができない人は、なかなかやれないもの。
    野次をとばした都議は、女性蔑視の素養があったのでしょうね。