研究会:ストレスコーピング

2014年はコメンテーターとして、関西のテレビに呼んでいただく機会が多かったです。
ニュースや芸能界のゴシップにコメントするという貴重な機会をいただけて嬉しかったです。

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おかげさまで、年内のテレビのお仕事が終了。
関係者の皆様、諸々、ありがとうございました。

土曜は収録でなかなか参加できずにいた研究会に行ってきました。

 

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今回のテーマは、ストレスコーピングに関する研究。
日誌法による調査が、大変興味深かったです。

オススメ文献を早速、お取り寄せ。お正月の楽しみが増えました。
話題提供をしてくださった発表者の先生、ありがとうございます m(_ _)m

 

 

ストレスに関しては、16年前にしゃかりきに勉強したことがあり懐かしく感じました。
今となっては信じられませんが、あの時は英語で発表をしたんですよね。
(日本に戻ってからは嘘のように話せなくなっていると感じます・・・)

ストレスへの対処にも、やはり癖があります。
対処の選択は性格特性からの影響があると思っているので、
悪女たちのそれをお正月に整理しようと思いました。

 

 

誰にでもあることで、悪女だけが特別ではありませんが
悪女と呼ばれる女性の人生には鬱屈した出来事が付き物です。

そんな出来事への対処が、悪の道へ転落していくきっかけになるというのもよくある話。
整理しておくと、なかなか面白いかも知れません。

 

悪女か否か、見た目で判断できるのかという考察

文部科学省の支援事業にもなっている、
心理科学研究センター主催の国際シンポジウムに参加してきました。

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今回のテーマは「Face and communication: Cognitive basis and its evolution 」

顔とコミュニケーションをテーマに、
複数の先生から大変興味深い話題提供がありました。

近接領域の研究はいろんな意味で参考になるもの。
こういった機会に感謝しているのは私だけでなはないと思います。

 

性格は顔(外見)から判断できるのか?

 
さて、ここで皆さんに質問です。人は顔で判断できると思いますか?
 
なんとなく意地悪そうな人、なんとなく優しそうな人、といったように、無意識に判断をしているということはあっても、「人は見かけで判断できない」と信じている人が多いのでは?ちなみに私は、優しそうな顔の人に酷い仕打ちをされた経験もありますし、怖そうな顔の人に優しくされた経験もあります。
 
しかし、その一方で、何となくこの人は・・・という勘があたることも少なくありません。

 
 

名古屋工業大学の小田准教授によると、顔を見ることで利他性について判断できるそう。
(とても興味深かったです!先生ありがとうございました!!)
 
顔を30秒見て、利他性が高い人(人のために行動する人)かどうかを判断してもらう実験についてお話しされたのですが、結論から言うと、思っている以上に顔からの判断は当たる模様。
 
以前、顔で利他性は判断できないという論文を読んだ記憶があるので、驚きでした。画像だけの場合や表情などの非言語コミュニケーションがある場合など、条件によって違いはあると思いますが。
 

悪女かどうか見た目で判断できるのか

 
利他的な人なのか、それとも利己的な人なのか。それが顔で判断できるとするならば、悪女か否かも、見た目で判断できるのでしょうか。
 
早速、日本の犯罪史に残る女性たちの画像を含めた女性の画像を集め簡易的な予備実験をしてみることにしました。

 
「険のある顔」という言葉があるように、性格が顔つきや表情に表れるというのは、あるようにも思えます。でも、外見だけではわからない部分もたくさんあります。予備実験の前に私の立てた仮説は、以下のとおり。
 
非言語コミュニケーションを含めた「見た目」であればかなりの率で悪女か否かを判断できる
 
つまり、顔だけではできないんじゃないの?という仮説です。
 

私の英語力不足のせいもあり、実験手続きは理解不足。サンプルもまったく足りないお遊び的な実験でしたが、有意な関係性が認められた・・・と言えなくもない結果におちつきました。協力者からは「わかる」「あたっている」といった感想がありましたが、個人的にはそう思いたくなかったり。

 
外見での判断に関する研究はおもしろいですね。
今後も専門家の動向に注目していきます。
 
 

警察政策フォーラムに参加

警察政策フォーラムに参加してきました。今回のテーマは「メディア社会における警察の情報発信について」。
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悪女研究家がなぜ?!と不思議に思う方もいらっしゃると思いますが、筆者の本業はコミュニケーションデザインの経営。某警察署に勤務していた時には、地域安全ニュースを編集発行も担当していました。日本社会心理学会の会員でもあるので、イギリスのWEBを使った防犯のための発信のメリットやリスクにも大変興味があります。
 

情報発信の功罪について考えさせられました

 
筆者が、日本で初めての防犯専従職として警察署の生活安全課に配属されたとき、はじめに取り組んだ仕事の一つに地域安全ニュースの発行があります。署内の各課に情報提供を依頼し、所管区で発生した事故や事件のデータをまとめ、ニュースを制作。それを、再編した防犯登録所の皆さんや、少年指導員の皆さんなどのお力を借りながら、配布していました。
 
発信の重要性も、知る権利についても、防犯の効果についてもわかるつもりですが、それ以上に配慮しなければいけないナイーブな面についても、実情を知っています。
 
ですので今回のイギリス警察の事例は、素晴らしいと思う反面、リスクを考えずにはいられませんでした。
 
現在、私はコミュニケーションデザインを研究し、特にWEBでのコミュニケーションデザインが得意な会社を経営しています。企業のメッセージを発信する場で、アクセス解析からPDCAをまわしています。しかし、そのプロセスの中で、WEBの力を体感する反面、思わぬ反応を引き起こすケースも見ています。
 
そんなバックグラウンドがあるだけに、今回のフォーラムでうかがった情報透明化の先進国であるイギリスの取り組みには驚かされました。メディア社会での発信。その功罪は、皆さんご存知かと思いますが特に、警察としての発信には、想像以上の配慮が必要になります。
 
決して日本の警察がメディア社会で遅れているとか、発信を先送りしているわけではなく、いろんな方面からの専門家の意見を取り入れつつ
熟慮していることがわかった一日でした。
 
個人的には、追手門学院大学の荒井先生の発表が興味深かったです。荒井先生、そして科学警察研究所の島田先生、ありがとうございました!!
 

「藤田尚弓」「警察」で検索をかける人々

 
ネットの世界は怖いなと思ったことの一つに、検索の補助ワード問題があります。例えば「藤田尚弓」と検索すると、「藤田尚弓 警察」「藤田尚弓 ホステス」「藤田尚弓 経歴」「藤田尚弓 悪女」といった補助ワードが自動的に表示されてしまいます。別にいいのですが、まるで前科・前歴のある人みたいじゃないですか?印象が。事実は、警察署に勤務していた、警察署で剣道をしていた、警察の幹部研修で講師をしたといったことなのですが、風評被害などもあり、メディア社会の難しさを痛感しています。
 
最近は小学校で「自分の親を検索してみよう」という恐ろしい授業があるそうです。テレビなどに出ていると、名前に「熱愛発覚」といったキャッチーなコピーをつけてフィッシングサイト(詐欺サイト)に誘導する記事を作られたりします。有名税だと笑っていますが、子供への影響を考えると、頭の痛い問題だったりします。