悪女か否か、見た目で判断できるのかという考察

文部科学省の支援事業にもなっている、
心理科学研究センター主催の国際シンポジウムに参加してきました。

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今回のテーマは「Face and communication: Cognitive basis and its evolution 」

顔とコミュニケーションをテーマに、
複数の先生から大変興味深い話題提供がありました。

近接領域の研究はいろんな意味で参考になるもの。
こういった機会に感謝しているのは私だけでなはないと思います。

 

性格は顔(外見)から判断できるのか?

 
さて、ここで皆さんに質問です。人は顔で判断できると思いますか?
 
なんとなく意地悪そうな人、なんとなく優しそうな人、といったように、無意識に判断をしているということはあっても、「人は見かけで判断できない」と信じている人が多いのでは?ちなみに私は、優しそうな顔の人に酷い仕打ちをされた経験もありますし、怖そうな顔の人に優しくされた経験もあります。
 
しかし、その一方で、何となくこの人は・・・という勘があたることも少なくありません。

 
 

名古屋工業大学の小田准教授によると、顔を見ることで利他性について判断できるそう。
(とても興味深かったです!先生ありがとうございました!!)
 
顔を30秒見て、利他性が高い人(人のために行動する人)かどうかを判断してもらう実験についてお話しされたのですが、結論から言うと、思っている以上に顔からの判断は当たる模様。
 
以前、顔で利他性は判断できないという論文を読んだ記憶があるので、驚きでした。画像だけの場合や表情などの非言語コミュニケーションがある場合など、条件によって違いはあると思いますが。
 

悪女かどうか見た目で判断できるのか

 
利他的な人なのか、それとも利己的な人なのか。それが顔で判断できるとするならば、悪女か否かも、見た目で判断できるのでしょうか。
 
早速、日本の犯罪史に残る女性たちの画像を含めた女性の画像を集め簡易的な予備実験をしてみることにしました。

 
「険のある顔」という言葉があるように、性格が顔つきや表情に表れるというのは、あるようにも思えます。でも、外見だけではわからない部分もたくさんあります。予備実験の前に私の立てた仮説は、以下のとおり。
 
非言語コミュニケーションを含めた「見た目」であればかなりの率で悪女か否かを判断できる
 
つまり、顔だけではできないんじゃないの?という仮説です。
 

私の英語力不足のせいもあり、実験手続きは理解不足。サンプルもまったく足りないお遊び的な実験でしたが、有意な関係性が認められた・・・と言えなくもない結果におちつきました。協力者からは「わかる」「あたっている」といった感想がありましたが、個人的にはそう思いたくなかったり。

 
外見での判断に関する研究はおもしろいですね。
今後も専門家の動向に注目していきます。
 
 

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